一般人からするとSEというのは、新規システムの構築をしているイメージが強いようですが、SEの仕事は大きく分けて2つのタイプの仕事があります。
1 新規のシステムの構築(開発案件)
2 稼動しているシステムの保守
1 新規のシステムの構築
一般的にSEの仕事としてよく想像されるのはこのタイプの仕事です。
システムの規模にもよりますが、数年単位で構築作業をします。構築作業とは簡単に言えば、要件定義→設計→開発(プログラミング)→検証→リリースといった流れで作業します。
新規といってもまるっきり新規ではなく今稼動しているシステムがあり、そのシステムの機能を取り込みつつ、現状のシステムの問題点の改善や新規に機能を追加するといったこともあります。
SEの仕事としてプログラミングはよく想像されますが、最近は中国とかに発注する事が多いようです。SEの仕事としてJAVAとかC言語などを使用してシステムを構築する事は少ないです。
ちなみに余談ですがプログラミングはPG(プログラマー)の仕事です。スキルレベルとしてはPG<SEであり、SEより単価の安い仕事です。本来SEはプログラミングは実施しません。
現場のSEの観点から言えば、本番稼動前後がかなり忙しくなります。
2 稼動しているシステムの保守
タイトルの本題です。保守しているシステムのによるとは思いますが、保守作業とは主に以下のような事をやります。
・稼動しているシステムに対して顧客からの問い合わせの対応
・稼動しているシステムにバグがある場合に対処
・法改正などに伴うシステム改修
稼動しているシステムに対して顧客からの問い合わせの対応
稼動しているシステムの仕様に関する質問に対応します。ヘルプデスク的な感じです。
稼動しているシステムにバグがある場合に対処
実は世の中に稼動しているシステムのほとんどは何かしらの潜在的なバグがあります。いくらシステム稼動前に検証していてもバグは完璧に潰せません。バグが見つかった場合、プログラムを修正して現状稼動しているシステムにリリースします。
法改正などに伴うシステム改修
法改正などでシステム改修が必要になったときに現状稼動しているシステムを改修します。例えば私は自治体のシステム保守の仕事をしていますが、最近大きかった法改正といえばマイナンバー制度導入に伴うシステム対応です。
規模の小さい開発案件って感じです。
保守作業は大変!?
開発作業は、開発スケジュールがありそのスケジュールより遅れている場合は大変ですが、ある程度スケジュールの調整は可能です。
一方保守の仕事が大変なところは、例えばバグが見つかった場合レアケースであれば影響が少ないですが、そうではない場合影響が大きくなるため急いで対処をしないといけません。すると徹夜や休日出勤で対処します。
さらに稼動しているシステムであるため、修正後のプログラムはいつでもリリースが可能というわけではありません。システムが稼動していないまたは一時的に停止が可能である深夜または休日ではないと出来ません。時間の自由が無かったりします。
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